ヨガの8つの段階 その2 ニヤマ(勧戒)

ヨガの8支則2つ目は「ニヤマ」

(ひとつ目はこちらをご覧ください)


ニヤマ(勧戒)

・自分自身のために守ること

・心を平静にするために大切なこと


1.シャウチャ(清浄)

・肉体、心がきれい、周囲の環境が清潔


2.サントーシャ(知足)

・自己の現状に満足する(足るを知る)

・現状を変えたくないときの言い訳には使えない


3.タパス(苦行)

・心の不浄を取り除く手段(ex.断食、滝行)

・日々強い決意と気合を胸にいだく


4.スヴァディヤーヤ(読誦)

・聖典を読む

・外部の知識を学び続ける姿勢


5.イシュバラ・プラニダーナ

・自在神祈念

・神と言われる至高の力は自分の内部にもある




生きていると周りと比べがちですよね?

私もわかっていながらついついやってしまいます。


自分のすべてを清潔にして、まわりと比べずにまず自分の現状に満足する。

満足しているけど、日々の努力は怠らずに学び続ける。一生修行です。

自分の中にも神様がいるのです。

自分を唯一無二の存在であると知れば、すごいことだなって思えませんか?


ニヤマは心の平静を保つためにヤマより重要です。


どんなに心がざわざわしていても、ヨガをした後の心は静かになっていませんか?

静かな状態は自分で作れてしまうんです。

こんなことを考えたらちょっと気持ちが軽くなりませんか?



ここからは私がヨガの勉強に行った時のお話を少しだけ…。


自分の今って過去があって作られているって思いますよね?

たしかに過去の出来事が影響していると思いますが、朝目覚めたときに前日までの嫌なことを思い出して「あー、また仕事か」とか「あの問題、どうしよう?」なんて気分でいるのと、「また今日もワクワクした未来が始まる」「今から未来が来る!」ってイメージ、どちらが良いですか?

何言ってるの??って感じですよね(^^;


そもそもは今しかないんです。


悲劇のヒロイン並みに悩んだときって、人から心配されたりして悩んでいるけど心地良い場所だったりします。そのうち過去の不幸話を自分の中で盛ってしまうんです、おかしな話ですが。マインドがそうしたがるのです。


幸せになりたい~っていってるうちは幸せにはならないです。

自分の不幸を引きずって居心地よく感じている状態だから。

不幸だと思っていたことは、そういう出来事があったなってだけで忘れましょ。

また思い出したら認識するだけ。


マイナスの裏にはプラスが絶対あります。

生きていれば良いこと悪いこと両方ありますが、両方あってバランスがとれるのです。

マイナスな出来事があったら、プラスが来るーって思えば良いし、マイナスのこともそれが起きたおかげでプラスになっているかもしれませんよ。


ヨガの教えを日常に取り入れつつ、不幸を引きずらずに、子供のころのようなワクワクした気分をもっていれば毎日が楽しくなると思います。


その先生曰く、ヨガで良い人にはなるわけないけどHappyな人にはなれる。

確かに私が好きだな~と思うヨガの先生たちはHappyな人ばかりです。


私も生徒さんたちにHappyな気分で楽しくなってもらえるように、日々努力します!

よろしければ是非ご一緒に♪


今回もずいぶんと長くなりました…。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。


SACHIKO